長崎市の 港に沈んでいた乗用車の 車内から２人の 遺体が見つかり、 警察が調べた結果、 去年夏から行方不明になっていた熊本県の ２７…
長崎市の港に沈んでいた乗用車の車内から２人の遺体が見つかり、警察が調べた結果、去年夏から行方不明になっていた熊本県の２７歳の男と、佐賀県の１７歳の女子高校生と確認されました。警察は、２人がＳＮＳで知り合い自殺したと見て詳しい経緯を調べています。 ９日、長崎市深堀町の長崎港で海の中に沈んでいる車が見つかり、１０日になって警察などが引きあげたところ、車内から２人の遺体が見つかりました。 車のナンバーなどをもとに警察が調べた結果、２人は、熊本県山鹿市に住む無職の２７歳の男と、佐賀県に住む１７歳の女子高校生と確認されました。 警察によりますと、それぞれの家族から、去年８月、地元の警察に捜索願いが出され、このうち男については、ことし３月に、女子生徒を誘拐した疑いがあるとして警察が逮捕状を取り、指名手配していました。 これまでの調べで、２人はＳＮＳで知り合い、自殺をうかがわせるやり取りをしていたと見られるということです。 また、女子生徒は、行方不明になった際、自宅に自殺をほのめかすメモを残していたということです。 警察は、遺体に目立った傷がないことなどから、２人が自殺したと見て詳しい経緯を調べています。
