サッカーの ワールドカップ(W杯)ロシア大会は27日、 各地で1次リーグの 試合を行い、 前回覇者ドイツは韓国に0─2で敗れ、 敗退となる波乱が起きた。
[カザニ(ロシア) 27日 ロイター] — サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は27日、各地で1次リーグの試合を行い、前回覇者ドイツは韓国に0─2で敗れ、敗退となる波乱が起きた。
韓国は後半アディショナルタイムに2点を奪っての勝利となった。同時刻に開催されたF組のもう1試合はスウェーデンがメキシコを3─0で下し、スウェーデンが1位、メキシコが2位での決勝トーナメント進出を決めた。
敗れたドイツのヨアヒム・レーウ監督は試合後、「われわれは再びタイトルを勝ち取るにも、16強に残るにも値しなかった」と述べた。そして「勝ちたいと思っていたが、それに必要なものを持っていなかった」と、力不足を認めた。
ドイツのDFマッツ・フンメルスは「われわれにはいくつもチャンスがあり、私が得た後半42分のチャンスは決めるべきだった。今日は簡単ではなかったし、楽に突破できるチームなどない」とうなだれた。
ドイツはW杯で優勝と準優勝を4回ずつ経験しているが、1次リーグを突破できずに敗退するのは初めてのことになる。
*写真を更新しました。