北朝鮮は10日、 12日の 米朝首脳会談に臨むため平壌からシンガポールへ計3機の 航空機を飛行させた。 金正恩(キム・ ジョンウン)委員長は中国国際航空の チャーター機を利用。 他に北朝
【シンガポール=恩地洋介】北朝鮮は10日、12日の米朝首脳会談に臨むため平壌からシンガポールへ計3機の航空機を飛行させた。金正恩(キム・ジョンウン)委員長は中国国際航空のチャーター機を利用。他に北朝鮮専用機の「チャムメ1号」と旧ソ連製の輸送機「イリューシン76型」の2機が飛び立った。 3機は10日にチャンギ空港に到着した。金正恩氏は本来、チャムメ1号に搭乗するとみられていた。同機は1960年代に旧ソ連で開発された「イリューシン62型」の改造機。機体の老朽化と長距離飛行の実績の乏しさから、中国機の利用という異例の判断を迫られたもようだ。 チャムメ1号には随行員らが搭乗したもよう。輸送機は金正恩氏が乗る防弾仕様の「ベンツ」などを運んだもようだ。