29日、 滋賀県米原市で発生した竜巻とみられる突風について、 彦根地方気象台は、 突風の 強さを示す6段階の 指標の 中で、 下から3…
29日、滋賀県米原市で発生した竜巻とみられる突風について、彦根地方気象台は、突風の強さを示す6段階の指標の中で、下から3番目の強さにあたると発表しました。近畿地方では、記録が残っている中で最強クラスの突風とみられるということです。 29日午後、滋賀県米原市で大きな被害が出た竜巻とみられる突風について、彦根地方気象台は29日と30日の2日間、現地に職員を派遣して調査を行いました。 その結果、突風が発生した際に活発な積乱雲が通過していたことや、複数の人が移動する渦を目撃していたこと、さらに建物などの被害が帯状に分布していたことなどから、改めて「竜巻と推定される」と発表しました。 そのうえで今回の突風は、風速がおよそ65メートルと推定され、突風の強さを示す6段階の指標で下から3番目の強さに該当するとしています。 また、突風は米原市内を南から北へ通り過ぎたとみられるということです。 今回の突風について、大阪管区気象台は「記録が残っている昭和36年以降、近畿地方で確認された突風の中では、最強クラスだったとみられる」と話しています。