28日東京株式市場終値 1円38銭安の 2万2,270円39銭:28日の 東京株式市場は、 27日より、 1円38銭安い、 2万2,270円39銭で取引を終えた。 …
28日の東京株式市場は、27日より、1円38銭安い、2万2,270円39銭で取引を終えた。 28日の取引について、SMBC日興証券・松野利彦氏の解説です。 28日の東京株式市場は、安寄りのあとに値を戻す展開。 アメリカをめぐる貿易摩擦への警戒感などが根強く、アメリカ株式市場が軟調であったことを受けて、日経平均株価は安く始まった。 その後も売り込まれる場面はあったものの、米株先物が時間外取引で上昇したほか、中国株が大きく下落しなかったことなどから、次第に値を戻し、小幅安で取引を終了した。 ただ、個別に東証1部の値下がり銘柄数は全体の6割を超えており、地合いは良くなかった。 また商いも薄く、売買代価は辛うじて、2兆3,500億円程度だった。 セクター別に原油高を受けて鉱業がしっかりも、空運、その他金融、薬品、保険、情報通信など、多くの業種が値下がりとなった。 週末の29日も外部環境次第であるが、今週はやや甘めの地合いだったこともあり、ポジション調整となれば買い戻しが予想されよう。
