【バンコク＝吉村英輝】 タイ北部チェンライ県で、 洞窟に閉じ込められた少年ら１３人の 救出作業を進めていた現地当局の 幹部は８日夜、 計６人を同夜までに救出したことを明ら…
【バンコク＝吉村英輝】タイ北部チェンライ県で、洞窟に閉じ込められた少年ら１３人の救出作業を進めていた現地当局の幹部は８日夜、計６人を同夜までに救出したことを明らかにした。救出作業は、同日午前１０時（日本時間正午）に着手され、少年ら１３人のうち、体力のある少年などから優先して行われた。
現地メディアによると、最初の救出は午後６時４０分、２人目が同６時５０分、３人目が同７時３５分、４人目が同７時４７分。他の２人も、救出隊が中継基地にしている入り口付近の洞窟までたどりついており、無事が確認された。
当局は、救出した少年について、まずは入り口近くに設営した「野外病院」で健康状態などを確認した後、救急車でヘリコプターまで移動。ヘリコプターで、チェンライ中心部の病院まで移している。
救出には、外国の潜水士１３人、タイ海軍の潜水士５人の１８人が参加。少年１人につき、２人の潜水士で介助する方法で行われた。
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