安倍晋三首相は11日、 西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山県を視察した。 この 後、 岡山市で記者団の 質問に応じ、 被災地の 激甚災害指定について「迅速に指定するよう作業を進める」 と表明。 被災自治体に対し、 普通交付税を前倒しで支給する方針も示した。 【関連ニュース】 西日本豪雨 首相は「すさまじい被害の 爪痕を目の 当たりにした。 政府は一丸となって、 クーラー(設置)など避難所の 環境改善、 仮設住宅の 確保など、 きめ細やかな生活支援、 再建に取り組む」 と述べ、 被災自治体への 財政支援に全力を挙げる考えを強調した。 激甚災害に
安倍晋三首相は11日、西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山県を視察した。この後、岡山市で記者団の質問に応じ、被災地の激甚災害指定について「迅速に指定するよう作業を進める」と表明。被災自治体に対し、普通交付税を前倒しで支給する方針も示した。
【関連ニュース】西日本豪雨
首相は「すさまじい被害の爪痕を目の当たりにした。政府は一丸となって、クーラー(設置)など避難所の環境改善、仮設住宅の確保など、きめ細やかな生活支援、再建に取り組む」と述べ、被災自治体への財政支援に全力を挙げる考えを強調した。激甚災害に指定されると、自治体の復旧事業への国の補助率がかさ上げされる。
首相は、堤防決壊で地区の4分の1が浸水した倉敷市真備町などを陸上自衛隊の大型ヘリコプターで上空から約45分間視察。同乗した伊原木隆太知事らから説明を受けた。浸水した現場も訪れ、献花し黙とうをささげた。 避難所となっている同市内の小学校に足を運んだ首相は、被災者から当時の状況を聞き、「何か困っていることはありませんか」「なるべく環境を良くするように努力します」などと励ました。 首相が西日本豪雨の被災地を訪れるのは初めて。近く広島、愛媛両県も訪問する予定。(2018/07/11-17:30)