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東証大引け 続落し3カ月ぶり安値、半導体や中国関連に売り

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4日の 東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、 前日比68円50銭(0.31%)安の 2万1717円04銭で終えた。 4月12日以来ほぼ3カ月ぶりの 安値となる。 3日の 米株式…
4日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、前日比68円50銭(0.31%)安の2万1717円04銭で終えた。4月12日以来ほぼ3カ月ぶりの安値となる。3日の米株式相場がハイテク株主導で下落し、東京市場でも 東エレク や アドテスト 、 SUMCO など半導体関連を中心に売りが出た。6日に米国と中国が互いの製品に追加関税を発動する見通しで、中国経済の減速懸念から 安川電 や ファナック など「中国関連銘柄」も下落した。 3日の米市場では特許問題に絡んで一部製品の中国での販売を禁止されたと伝わった半導体のマイクロン・テクノロジー株が大幅下落した。中国での販売差し止めがほかの米メーカーにも広がれば、半導体製造装置や部材を納入している日本企業の業績にも影響が出るとの警戒感から半導体関連株に売りが出た。日経平均の下げ幅は午前に180円を超えた。 日経平均は午後に前日終値近くまで下げ渋った。 日銀 による上場投資信託(ETF)買いの観測が浮上したほか、 資生堂 や 花王 など業績に安定感のあるディフェンシブ銘柄への買い戻しも相場を支えた。午前に下げた中国・上海株式相場が午後は比較的落ち着いた動きとなり、日本株先物に買いを誘った面もある。 JPX日経インデックス400は小幅に反発した。終値は前日比14.93ポイント(0.1%)高の1万4996.21だった。東証株価指数(TOPIX)も小幅に反発し、0.45ポイント(0.03%)高の1693.25で終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆1275億円。米市場の休場を控え、海外勢を中心に商いは低調だった。売買高は13億1123万株。東証1部の値下がり銘柄数は1066、値上がりは956、変わらずは74銘柄。 SMCや 村田製 、 キーエンス の下げが目立った。衣料品店「ユニクロ」の6月の国内既存店売上高が前年同月から減少した ファストリ が売られた。一方、 KDDI と NTT が上昇。 三菱商 と 丸紅 も高い。原油高を背景にJXTGは年初来高値を更新した。 〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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