齋藤農林水産大臣は記録的な豪雨で被害を受けた岡山県総社市の 桃園を視察し、 「被災した農家が農業をやめずにこれまでどおり生産…
齋藤農林水産大臣は記録的な豪雨で被害を受けた岡山県総社市の桃園を視察し、「被災した農家が農業をやめずにこれまでどおり生産を続けられるように全力を尽くす」と述べました。 齋藤農林水産大臣は、17日午後、被害が大きかった岡山市や総社市を視察のため訪れました。 このうち総社市の桃園では、齋藤大臣は、流れてきた土砂によって根元からなぎ倒されてしまった桃の木を見ながら、岡山全体で特産の桃が甚大な被害にあっている現状や、多くの人が生産に関わっていたことなどについて説明を受けました。 これに対し、齋藤大臣は「支援できることはたくさんあると思うので相談してほしい」と声をかけていました。 総社市によりますと、17日の時点で市全体で、桃は、土砂が流入するなどしておよそ2400万円の被害が出ているということです。 桃農家の高谷均さん（69）は「片付けをして桃の木を植え直していくしかない。土砂を持って行く場所や撤去作業の人手などが足りないため支援してもらいたい」と話していました。 視察のあと、齋藤大臣は記者団に対して「今回、政府としては被害の全容がわかるまえに異例の早さで農家への支援策を打ち出した。被災した農家が農業をやめずにこれまでどおり生産を続けようと思ってもらえるよう全力を尽くす」と述べました。
