19日東京株終値 2万2,764円68銭:19日の 東京株式市場は、 18日より、 29円51銭安い、 2万2,764円68銭で取引を終えた。 …
19日の東京株式市場は、18日より、29円51銭安い、2万2,764円68銭で取引を終えた。 19日の取引について、SMBC日興証券・松野利彦氏の解説です。 平均株価は、19日も2万3,000円回復はお預けとなった。 18日のアメリカのマーケットが、工業や金融セクターを中心に、しっかりとした展開であったことから、東京株式市場は、朝方は買い物を集めてスタート。 しかし、平均株価が2万3,000円という心理的な水準に近づくと、18日と同様、売り物に押されて、結局は一進一退のまま大引けを迎えた。 個別に東証一部の値下がり銘柄数が約半数に至り、地合いはパッとしない。 また、売買代金もおよそ2兆2,000億円と多くなかった。 業種別に騰落がまちまちの中、原油高から石油・鉱業が値上がり、また円安などを受けて、機械やハイテクセクターなどが堅調である。 一方で、紙パルプのほか電力、ガス、食品、小売りなど内需系セクターが軟調であったほか、人民元安を受けてインバウンド関連がさえなかった。 20日も外部環境次第だが、このところの株価上昇を受けて、週末のポジション調整となれば、利食い売り先行と思われる。
