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先見えない生活再建 西日本豪雨6日で1カ月…深刻さ増す被災者の窮状

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西日本豪雨で各地に大雨特別警報が発表され、 大きな被害が出てから6日で1カ月。 今もなお、 被災地では生活再建の 先行きが見通せず、 日々の 暮らしにも窮する状況が続く。 …
西日本豪雨で各地に大雨特別警報が発表され、大きな被害が出てから6日で1カ月。今もなお、被災地では生活再建の先行きが見通せず、日々の暮らしにも窮する状況が続く。「早く元の生活を」。住宅や家財道具が壊滅的な被害を受けた被災者の窮状は深刻で、政府や各自治体には、被災地のニーズに合わせた迅速な支援が求められている。
「まったく先が見えない」。広島県呉市の避難所で暮らす主婦、坪根貴美子さん(74)は肩を落とす。夫(80)と2人暮らし。半世紀近く住んだ木造2階建ての自宅は大量の土砂が壁を突き破って1階に流れ込み、ほとんどの電化製品が泥に埋まった。
被災後、市職員らの現地調査で半壊と判定された。県と市から受け取れる見舞金は計14万円で、全壊の半分以下だ。「住める状態ではないのに、納得できない」と憤る。
行政が民間の賃貸住宅を借り上げる「みなし仮設住宅」のマンションに入居する予定だが、家賃などが無償となるのは原則半年まで。夫婦の楽しみの一つだった毎月の温泉旅行も「当分行けない」。元通りの生活を今は思い描けない。
多数の犠牲者が出た岡山県倉敷市真備町地区。2人の幼い子供を抱える主婦、岡野なつきさん(33)は「子供のためにも早く元の生活に戻りたいが、いつになることか」と不安そうに話す。

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