WBO=世界ボクシング機構の フライ級の タイトルマッチが名古屋市で行われ、 挑戦者の 田中恒成選手が、 チャンピオンの 木村翔選手…
WBO=世界ボクシング機構のフライ級のタイトルマッチが名古屋市で行われ、挑戦者の田中恒成選手が、チャンピオンの木村翔選手に判定勝ちし、世界最速に並ぶプロ12戦目で3階級制覇を果たしました。 WBOフライ級タイトルマッチはプロ12戦目の田中選手が、ミニマム級とライトフライ級に続く3階級制覇をかけてチャンピオンの木村選手に挑みました。 田中選手は、序盤、素早いコンビネーションと左フックでペースをつかみ、優位に試合を進めました。しかし、このあとチャンピオンのボディー攻撃に苦しんで試合はお互いに激しく打ち合う展開となり、勝負は判定にもつれこみました。 そして、判定の結果、田中選手が木村選手に2対0で勝って新チャンピオンとなり、3階級制覇を果たしました。プロ12戦目での3階級制覇はウクライナのワシル・ロマチェンコ選手に並んで、世界最速となります。 田中選手は試合後、「弱気になったら負けだと思っていた。勝つことができてうれしい。生涯で忘れられない試合になりました」と笑顔で話していました。