２０２６年の 冬季五輪招致プロセスに参加している札幌市の 町田隆敏副市長が１７日、 スイスの ローザンヌで国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）の バッハ会長と会談し、 ２６年大…
２０２６年の冬季五輪招致プロセスに参加している札幌市の町田隆敏副市長が１７日、スイスのローザンヌで国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）のバッハ会長と会談し、２６年大会招致を断念する意向を伝えた。北海道の地震で被害対応に追われる中、招致活動の継続は難しいと判断した。
日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）の竹田恒和会長も同席し、現状を説明。 ＩＯＣ側も合意した。
第１段階の「対話ステージ」に参加していた札幌市は、３１年春に予定される北海道新幹線の札幌延伸などに合わせ、インフラ整備も進められる３０年大会に目標を変更したい考えを、これまでも示していた。早期撤退に難色を示すＪＯＣの意向もあり、最終判断を先送りしてきた。
１０月には第２段階の「立候補ステージ」に進む都市を選ぶＩＯＣ総会が控えており、その直前に撤退することにした。（共同）
