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阪神、ついに単独最下位転落 借金は今季ワースト10に…

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「阪神4-6ヤクルト」 (15日、 甲子園球場)
「阪神4-6ヤクルト」(15日、甲子園球場)
阪神がヤクルトに敗れ、3連敗。借金は今季ワーストを更新する10。対ヤクルト戦6連敗で、ついに2桁の大台に突入した。5位の中日、6位のDeNAがそれぞれ勝利し、阪神が単独最下位に転落した。8月3日以来で、9月以降に限れば2016年9月18日以来となる。
試合は初回、糸原の右中間二塁打から、植田の犠打で三塁に進み、大山の遊ゴロの間に阪神が5試合ぶりに1点を先制した。続く4番の糸井は右前打で出塁後、すかさず二盗。チームではOBの赤星憲広氏(野球評論家)以来となる3年連続のシーズン20盗塁以上となった。
だが、先発の青柳が二回に同点に追い付かれると、三回には3本の安打を集中されて2失点。すぐに勝ち越しを許した。前日14日に北條が左肩を脱臼し、この日抹消。11日の中日戦で、右太ももの張りを訴えて負傷交代した福留も、4試合続けてスタメンを外れた。2、3番を書いた打線は、以降は変則のヤクルト先発・山中に苦戦。二回以降はなかなかチャンスを作ることもできなかった。
青柳は5回2/3を投げて8安打3失点で今季初黒星。「先制点してもらった後ですぐに逆転されてしまい、粘ることができませんでした。カウント不利な投球が続きリズムを作ることができず、野手のみなさんにも、リリーフのみなさんにも申し訳ないです」と肩を落とした。
七回には2番手の岩崎が4連打を浴びるなどで3失点。リードを5点に広げられた。それでも続く七回、代打・鳥谷の適時二塁打などで2点を返し、八回には3連打で2点差に迫ったが、反撃はここまでだった。
16日からは横浜に移動し、DeNAとの2連戦に挑む。同日は藤浪が先発する予定。後半戦に入る前、金本監督がキーマンに指名した右腕に連敗ストップ、そして逆転CS出場に弾みを付ける快投が期待される。

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