北海道での 地震を受けた政府の 関係閣僚会議で、 安倍総理大臣は、 死者が42人となったことを明らかにしたうえで、 被災者支援を強…
北海道での地震を受けた政府の関係閣僚会議で、安倍総理大臣は、死者が42人となったことを明らかにしたうえで、被災者支援を強化するため、今年度予算の予備費から5億4000万円をあてることを10日、決定する考えを示しました。 北海道で震度7の揺れを記録した今月6日の地震を受けて、政府は、午後6時半前から総理大臣官邸で関係閣僚会議を開き、厚真町などの視察を終えた安倍総理大臣も出席しました。 この中で、安倍総理大臣は「これまで42人の方が亡くなった。いまだ安否がわからない方の一刻も早い発見、救助に向けて引き続き全力を傾けていく」と述べました。 そして、「被災現場を視察し、すさまじい被害の爪痕を目の当たりにした。応急復旧のスピードをさらに加速化させ、1日も早く被災者が安心して暮らせるもとの生活を取り戻せるよう、できることをすべて行っていく」と述べました。 そのうえで安倍総理大臣は、「普通交付税の繰り上げ交付に向けた迅速な対応に加え、被災者の命と生活環境に不可欠な物資のプッシュ型支援を一層強化する」と述べ、今年度予算の予備費から5億4000万円を充てることを10日、決定する考えを示しました。