第４次安倍改造内閣の 発足後初めての 閣議が２日夜、 開かれました。 安倍総理大臣は、 北海道で震度７の 揺れを観測した地震など、 一…
第４次安倍改造内閣の発足後初めての閣議が２日夜、開かれました。安倍総理大臣は、北海道で震度７の揺れを観測した地震など、一連の災害からの復旧・復興を速やかに進める必要があるとして、今年度の補正予算案の編成を指示しました。 この中で、安倍総理大臣は「一連の災害で被害を受けた地域の復旧・復興に加え、大きな問題のあった公立の小中学校のエアコン設置や、ブロック塀の改修について措置をする」と述べ、一連の災害からの復旧・復興に向けて、今年度の補正予算案の編成を指示しました。 また、初閣議では、大規模災害からの復興や国土強靭化の推進、それにすべての世代が安心できる社会保障改革を進めるなどとした基本方針も決定しました。 この中では、大規模災害からの復興や国土強靭化を推進するための緊急対策を３年間で集中的に実施するとしています。また、経済成長を目指し、「戦後最大のＧＤＰ600兆円を目指し、最先端のイノベーションで生産性革命を起こし、人づくり革命により誰もが夢に向かって頑張れる経済をつくりあげる」としています。 さらに、すべての世代が安心できる社会保障改革の実現に向けて、「労働制度をはじめ社会保障制度全般の改革を進め、誰にでも、何度でもチャンスがあり、多様性に満ちあふれた、女性活躍、一億総活躍の社会をつくりあげる」としています。 そして、新しい時代のアジア太平洋地域の平和と繁栄の礎を築くため、「北朝鮮の拉致・核・ミサイル問題を解決し、過去を清算して国交正常化を目指す。領土問題を解決して日ロ平和条約を締結するとともに、日中関係を新たな段階へと押し上げることで、戦後日本外交の総決算を行う」としています。
