【ストックホルム共同】 スウェーデンの 王立科学アカデミーは3日、 2018年の ノーベル化学賞を米カリフォルニア工科大の フランシス・ アーノルド教授(62)、 米ミズーリ大の ジョージ・ スミス名誉教授(77)、 英医学研究会議(MRC)の グレゴリー・ ウインター博士(67)の 3氏に授与すると発表した。 新たな酵素を作るなどして医薬品やバイオ燃料…
【ストックホルム共同】スウェーデンの王立科学アカデミーは3日、2018年のノーベル化学賞を米カリフォルニア工科大のフランシス・アーノルド教授(62)、米ミズーリ大のジョージ・スミス名誉教授(77)、英医学研究会議(MRC)のグレゴリー・ウインター博士(67)の3氏に授与すると発表した。新たな酵素を作るなどして医薬品やバイオ燃料の製造技術を開発したことが評価された。 アーノルド氏は生物の進化の仕組みを利用して新しい酵素を生み出す方法を開発。スミス氏はウイルスを使ってタンパク質と遺伝子の関係を調べる手法を編み出した。ウインター氏はこの手法で新薬探索を効率化。