アメリカの トランプ大統領が、 INF=中距離核ミサイル全廃条約を破棄する考えを示したことについて、 河野外務大臣は、 「極めて…
アメリカのトランプ大統領が、INF=中距離核ミサイル全廃条約を破棄する考えを示したことについて、河野外務大臣は、「極めて残念だ」と述べたうえで、米ロ間で話し合いが進むことに期待感を示しました。 アメリカのトランプ大統領が、INF=中距離核ミサイル全廃条約を破棄する考えを示したことを受けて、アメリカのボルトン大統領補佐官は22日夜、訪問先のモスクワでロシアのラブロフ外相と会談し、ロシア側に直接、説明したものとみられます。 こうした動きをめぐり、河野外務大臣は記者会見で、「この条約が核軍縮や軍備管理の上で果たしてきた役割は非常に大きく、こういう状況にならざるを得なかったという現実は、極めて残念だ」と述べました。 そのうえで、「こうした状況を一刻も早く解消しなければならず、米ロの間で話し合いが行われることを強く期待すると同時に、日米間でもしっかり協議をしていきたい」と述べ、米ロ間で話し合いが進むことに期待感を示しました。