イッテQ“やらせ疑惑”報道 日テレ「誤解を招く表現」:日本テレビの バラエティ番組で、 ラオスの 祭りだとして伝えた放送内容について、 一部週刊誌が「やらせ」 の 疑いがあると報じた問題で、 日本テレビは、 「誤解を招く表現で、 真摯(しんし)に反省すべき点があった」 との 見解を示した。 …
日本テレビのバラエティ番組で、ラオスの祭りだとして伝えた放送内容について、一部週刊誌が「やらせ」の疑いがあると報じた問題で、日本テレビは、「誤解を招く表現で、真摯(しんし)に反省すべき点があった」との見解を示した。 2018年5月に放送された日本テレビの「世界の果てまでイッテQ!」では、ラオスで行われている祭りだとして、「橋祭り」を紹介し、地元の参加者に交じってお笑い芸人が自転車に乗る様子を伝えた。 これについて、今週号の週刊文春では、「橋祭り」を知る地元住民はいないなどとして、やらせの可能性があると報じている。 ラオスの情報文化観光省の担当者は、FNNの取材に対し、放送された行事について、「ラオスにはそういう祭りはない」と答えたほか、ラオスの関係者は、「コーヒー関連のフェスティバルのイベントの1つとして、日本のテレビ局の依頼で、スポーツイベントを追加した」と話している。 また、現地のコーディネートを行った会社の代表は、「橋を自転車で渡るイベントを祭りとして提案し、セットを組んだ。参加者は自分の会社で集め、賞金も支払った」と話した。 日本テレビは、「番組サイドで企画したり、セットなどを設置した事実はなく、番組から賞金を渡した事実はない」と説明したうえで、「この会場で初めての開催だった『橋祭り』を、毎年行われているかのような誤解を招く表現となった」とし、「真摯に反省すべき点があった」との見解を示した。