大相撲九州場所は5日目、 横綱として87年ぶりに不戦敗を除いて初日から4連敗を喫した稀勢の 里は、 平幕の 玉鷲と対戦します。
大相撲九州場所は5日目、横綱として87年ぶりに不戦敗を除いて初日から4連敗を喫した稀勢の里は、平幕の玉鷲と対戦します。 今場所、一人横綱の稀勢の里は14日、栃煌山に敗れ、横綱として87年ぶりに、不戦敗を除いて初日からの4連敗を喫して、非常に苦しい場所になっています。 5日目の15日は、前頭2枚目で三役経験もある実力者の玉鷲と対戦します。 対戦成績は稀勢の里の9勝3敗ですが、先場所は立ち合いから一方的に押し出され完敗でした。 稀勢の里は今場所、腰が高くなる悪い癖が目立つだけに、玉鷲の強烈な突き・押しをまともに受けてしまうと、一気に攻め込まれるおそれがあります。 稀勢の里としては立ち合いでしっかり踏み込んで相手の出足を止め、前に出る相撲に徹して白星をつかみ、流れを変えるきっかけにしたいところです。 一方、安定感のある相撲で4連勝の大関 高安は、同じく4連勝と好調で14日、稀勢の里を破った栃煌山と対戦します。 対戦成績では高安が7勝19敗と苦手にしている相手で、今場所見せている強烈な立ち合いで、一気に勝負を決めたいところです。 栃煌山としては、当たり負けせずにもろ差しになれば優位で、立ち合いが勝負を分けそうです。 思い切りのいい押し相撲で4連勝と、連日土俵を盛り上げている小結 貴景勝は、関脇 逸ノ城と対戦します。