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警視庁巡査部長、拳銃自殺か 高島平署のトイレで発見

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午前 50分ごろ、警視庁高島平署(東京都板橋区)の男性用トイレで、同署地域課の男性巡査部長(40)が頭から血を流して倒れているのを別の署員が発見した。巡査部長は意識不明で病院に運ばれ、間もなく死亡が確認された。巡査部長が倒れていた現場に拳銃が落ちており、署は巡査部長が拳銃自殺を図った可能性があるとみて調べている。
 署によると、巡査部長は宿直勤務中に署5階にあるトイレの個室で壁にもたれかかった状態で見つかり、左右のこめかみ付近から血を流していた。前日の 午前に出勤した際に上司から銃弾5発入りの拳銃を受け取っていたが、発見時の拳銃には1発少ない4発分の銃弾しか入っていなかったという。
 遺書は見つかっておらず、巡査部長がトラブルや悩みを抱えていたとの情報も今のところ確認されていないという。
 高橋季樹署長は「誠に遺憾。事実の詳細については調査中であり、今後事実関係を明らかにし再発防止に努める」とコメントした。(山口啓太)
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