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“紀州のドン・ファン”殺害事件 元妻の被告 初公判で無罪主張

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6年前、和歌山県田辺市の資産家で“紀州のドン・ファン”とも呼ばれた会社社長を殺害したとして、殺人などの罪に問われている、…
6年前、和歌山県田辺市の資産家で“紀州のドン・ファン”とも呼ばれた会社社長を殺害したとして、殺人などの罪に問われている、元妻の須藤早貴被告(28)の初公判が開かれ、元妻は「私は社長を殺していないし、覚醒剤を摂取させていません」と述べて無罪を主張しました。裁判までの経緯
死亡した会社社長の野崎幸助さんは、出版した自伝で女性を次々と誘惑するスペインの伝説上の人物「ドン・フアン」にみずからを重ね合わせ、注目を集めました。
著書では、 の秋、羽田空港で転んだところを、当時21歳だった須藤被告に助けてもらったと紹介しています。野崎さんから結婚を申し込み、 に入籍したとつづっていました。
しかし、結婚から3か月後、野崎さんが自宅で死亡しているのが見つかります。死因は急性覚醒剤中毒で、警察は殺害された疑いがあるとみて捜査を始めました。
そして、3年後の に被告が逮捕・起訴されました。
長期間に及んだ捜査では、野崎さんが覚醒剤を摂取したとみられる時間帯に被告だけが自宅にいたことや、スマートフォンの解析などで事件前に覚醒剤の密売人と接触していたとみられることなどが、わかったということです。
一方、被告は逮捕後の取り調べに容疑を否認し、その後も黙秘していたということです。傍聴希望 倍率は約3.

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