衆議院議員選挙が1月27日に公示され、2月8日までの選挙戦がスタートした。解散から投開票まで16日間と戦後、最短期間での選挙戦となることから、各党、各候補の舌戦に早くも熱が帯びている。その中で、最も「悪目
衆議院議員選挙が 公示され、 までの選挙戦がスタートした。解散から投開票まで 間と戦後、最短期間での選挙戦となることから、各党、各候補の舌戦に早くも熱が帯びている。その中で、最も「悪目立ち」しているのが、「れいわ新選組」の大石晃子・共同代表(48)だ。街頭や討論会、テレビニュースなどで時に過激な批判を行い、時にルール無視の言動も見られるだけにおおいに物議を醸しているが、一体、彼女は何者なのか。その来歴を探ってみた。
ド厚かましい話
れいわ新選組は国会議員衆院8名、参院5名が所属する国政政党だ。代表は山本太郎氏だが、先ごろ「病気」を理由に参院議員を辞職。そのため、共同代表の一人で、政策審議会長も務める大石氏が「党の顔」として党首討論などに飛び回っている。しかし、その発言や振る舞いが賛否を呼んでいるわけなのだ。
例えば、 開催、日本記者クラブ主催の党首討論会では、冒頭の各党党首の主張で1分間の持ち時間を大幅に超えて2分以上も発言を続け、司会者から計4度も注意を受けた。同じ日の夜には、各党党首が出演した「報道ステーション」(テレビ朝日系)で、この時期の解散について「ド厚かましい話」と高市首相を罵倒。
同じ日の「news23」(TBS系)では、いわゆる「統一教会文書」について指摘。高市総理から「出所不明の文書」「名誉毀損ですよ」と指摘されると、「報道もされてるし、名誉毀損なんかになり得ない」「説明されてませんよ! だから名誉毀損って言われるほうが名誉毀損ですよ」と反論して、スタジオが騒然となった。
の街頭での第一声でも「高市早苗首相をぶっ倒すしかない」と叫ぶなど、演説というより完全なアジテーションを繰り広げているのである。
趣味はママさんバレー
馴染みの薄い方のために記しておくと、大石氏は 、大阪市生まれ。HPのプロフィールによれば、高校生の娘と夫の3人暮らしだという。趣味はママさんバレー、好きなアニメはポケモン、鬼滅の刃など。名門・府立北野高校を経て大阪大学工学部に入学。同大学院で環境工学を専攻し、 に大阪府に入庁している。実は大変なインテリであるわけだ。
ジャンヌ・ダルク
そんな彼女を一躍有名にしたのは、赤絨毯を踏むはるか前、入庁6年目の のこと。この年、大阪府知事に当選した橋下徹氏が 、30代以下の若手職員を集めて朝礼を行った。開始時間は午前 15分。知事は始業前に朝礼を始めたかったが、“超過勤務”になると指摘されてこの時間になったと述べた上、こう語った。
「たかが15分、始業時間の前に朝礼をやるのに、それが超過勤務手当というのなら、税金で給料を賄われているみなさん方のその執務時間、私語があったりタバコを吸っていたりとかいうのは、全部減額させていただきます」
こう言ったとたん、女性職員が立ち上がった。
「どれだけサービス残業をやっていると思っているんですか? 上司の不満があったら直接メールで言ってくださいってね、グループ長に直接物言えないような職員の弱さを組織しているだけじゃないですか」
知事は反論したが、女性はかまわずまくし立てる。
「結局こうやって若い人だけを朝礼に集めたりとか、労働者同士を分断して、大阪府職員と府民を分断しているばっかりじゃないですか」
「あなたのすることは逆のことばっかりや!」
このシーンはテレビで繰り返し放映され、大きな話題になった。当時、改革派知事として人気絶頂だった橋下氏に堂々反撃した様は「ジャンヌ・ダルク」とも評されたが、この女性こそが、後の大石議員なのである。
資本家の犬
その後、大石氏は府庁で10年間勤務する。組合活動にも熱心で、自治労連系の府職労に所属。執行部選挙にも名乗りを上げるが、惨敗続きだったという。
転機となったのは 。関西を台風21号が襲った直後、当時の松井一郎知事は、維新推薦候補の知事選の応援で沖縄に行ったという。それに激怒した彼女は退職、打倒維新を旗印に、翌年の大阪府議会議員選挙に淀川区から無所属(社会党が推薦)で立候補した。その際は落選したものの、Continue reading...