チャールズ英皇太子と故ダイアナ元妃の 次男として幼少時から世界中の 関心の 的だった。 過度な注目を浴びることへの 反発からか、 問題行動を起こすこともしばしばで、 「不良少年」 「反逆王子」 の 呼び名も。 しかし、 最近は重要公務をこなす機会が増えたほか、 慈善活動家としても活躍、 「王室の 顔」 の 一人としてすっかり変身を遂げた。 〔写真特集〕ヘンリー英王子挙式 ダイアナ元妃が交通事故で死去した１９９７年、 ヘンリー王子はまだ１２歳。 葬儀で母親の ひつぎの 後ろを悲痛な表情で歩く少年の 姿は、 人々の 深い同情を誘った。 だが、 成長し
チャールズ英皇太子と故ダイアナ元妃の次男として幼少時から世界中の関心の的だった。過度な注目を浴びることへの反発からか、問題行動を起こすこともしばしばで、「不良少年」「反逆王子」の呼び名も。しかし、最近は重要公務をこなす機会が増えたほか、慈善活動家としても活躍、「王室の顔」の一人としてすっかり変身を遂げた。
〔写真特集〕ヘンリー英王子挙式
ダイアナ元妃が交通事故で死去した１９９７年、ヘンリー王子はまだ１２歳。葬儀で母親のひつぎの後ろを悲痛な表情で歩く少年の姿は、人々の深い同情を誘った。だが、成長してからはけんか騒ぎや大麻吸引などトラブルが相次ぎ、メディアは王子を「問題児」扱い。ナチスの衣装で仮装し批判を受けたり、ラスベガスのホテルで女性と全裸になっている写真が流出したりもした。
しかし、２０１５年の軍務終了と前後し、母親が生前、力を注いだ慈善活動に積極的に取り組む王子の様子が頻繁に伝えられるようになった。アフリカのエイズ孤児支援や傷病兵らのスポーツ大会開催に奔走する姿は、人々に「大人」になった王子を印象付けた。今年４月にはエリザベス女王から英連邦の青少年大使に任命され、王室の代表として公務にいそしんでいる。 挙式当日、王子たちを祝福しようとウィンザーに人々が詰め掛け、国内各地でストリートパーティーが開かれ祝賀気分は最高潮に。今や兄ウィリアム王子をしのぐ人気を集めている。（2018/05/19-20:15）
