Домой Japan Japan — in Japanese 第三国で開催合意 28日に日程や場所発表

第三国で開催合意 28日に日程や場所発表

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プーチン氏、 ボルトン米大統領補佐官と会談し合意 【モスクワ大前仁、 ワシントン会川晴之】 プーチン露大統領は27日、 ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)とモスクワで約2時間会談した。 インタファクス通信によると、 ロシアの ウシャコフ大統領補佐官は米露首脳会談を第三国で開くことで合意したと明らかに
【モスクワ大前仁、ワシントン会川晴之】プーチン露大統領は27日、ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)とモスクワで約2時間会談した。インタファクス通信によると、ロシアのウシャコフ大統領補佐官は米露首脳会談を第三国で開くことで合意したと明らかにした。日程や場所は28日に発表する。トランプ氏が7月11日から欧州を訪れることから、フィンランドなどが開催地候補に挙がっている。
プーチン氏は冒頭で「あなたの訪問は政府間で全面的な関係改善に向けた一歩が歩めるという希望を抱かせてくれる」と表明。ボルトン氏も「米露間の関係改善を話し合えることを願う」と応じた。これに先立ち、ボルトン氏はラブロフ露外相とも会談し、シリアやウクライナの情勢を話し合った。
トランプ氏は7月11~12日にブリュッセルで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席し、その後に英国を訪れる。ロイター通信は米高官の話として、英国訪問後にフィンランドの首都ヘルシンキでの米露首脳会談を模索していると伝えた。
トランプ氏は今年3月、大統領再選を果たしたプーチン氏に祝意を伝える電話協議の際、早期の会談を希望する意向を伝えた。今月上旬には、主要7カ国首脳会議(G7サミット)に「ロシアが復帰すべきだ」と発言。ロシアは2014年にウクライナ南部クリミアを編入して以来、出席を排除されてきたが、トランプ氏が秋波を送った。
ポンペオ米国務長官も、最近の米メディアとのインタビューで、「ロシアはさまざまな点で米国と対立しているが、その一方で、多くの点で協調している点もある」との認識を表明。ボルトン氏の訪露に続き「大統領もそう遠くない将来にこれに続いて会談する可能性はある」と述べた。
米露両国はロシアによるクリミア編入以後、冷戦終結後で最も冷え込んだ関係が続く。トランプ氏は、大統領選挙期間中からロシアとの関係改善に意欲を示していたが、その後、政権とロシアとの不適切な関係をめぐる疑惑「ロシアゲート」が政治問題化したことで、身動きが取れない状況にあった。
両首脳はこれまで2度会談。いずれも国際会議に出席した場を利用したもので、初顔合わせだった17年7月のドイツ・ハンブルクでの主要20カ国・地域(G20)首脳会議での会談では、予定の35分を上回る2時間16分に及んだ。2回目はその年の11月、ベトナム・ダナンで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の場で短時間会談。電話協議は少なくとも8回、開催されたことが確認されている。

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