サッカー日本代表の 西野朗監督とゴールキーパーの 川島永嗣（メッス）は２７日夕、 ボルゴグラード・ アリーナで公式会見に臨んだ。 午後５時半の 練習でスタジアムの 気温は約３３度。 同じ時間帯に行われるポーランド戦は蒸し暑さの 中での 試合が予想され、 西野監督は記者会見で「（暑さは）予想以上。 一人一人が疲弊している中
サッカー日本代表の西野朗監督とゴールキーパーの川島永嗣（メッス）は２７日夕、ボルゴグラード・アリーナで公式会見に臨んだ。午後５時半の練習でスタジアムの気温は約３３度。同じ時間帯に行われるポーランド戦は蒸し暑さの中での試合が予想され、西野監督は記者会見で「（暑さは）予想以上。一人一人が疲弊している中で戦わないといけない。今日の練習で最終的に確認して決めたい」と起用方針を語った。
暑さの中で効率的に戦うために、共通の戦術理解で無駄な動きを極力減らしつつ「（自分たちではなく）ボールを有効に走らせる」。日本の目指すボールを回す戦いがどこまで貫けるかが、消耗戦での鍵となりそうだ。
ポーランドは１次リーグ敗退が決まっているが、西野監督は「Ｗ杯に消化試合は有り得ない」。当然、油断はなく「何とか一矢（報いる）という思い、世界屈指のストライカーの彼（レバンドフスキ）にとって何としてもゴールをという気持ちで、強いポーランドが明日はいると思う。それ以上のスピリットをもって戦わないと」と引き締めを図る。
日本は負けてもセネガル－コロンビアの結果次第で勝ち抜けの可能性があるが「他会場を気にしたくないし、選手に伝えるつもりもない。それによって動きが変わらないように。ベンチワークも重要になる」。目の前の試合に集中し、自力で決勝トーナメント進出をつかみ取る構えだ。【大島祥平】
