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メキシコ、議会・知事選も圧勝 次期大統領支える左派が躍進

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メキシコで1日、 連邦議会の 上下両院選や州知事選、 メキシコシティ市長選などが投開票され、 同日の 大統領選で勝利したロペスオブラドール氏(64)を支える左派勢力が躍進した。 連邦
【メキシコシティ=外山尚之】メキシコで1日、連邦議会の上下両院選や州知事選、メキシコシティ市長選などが投開票され、同日の大統領選で勝利したロペスオブラドール氏(64)を支える左派勢力が躍進した。連邦議会両院で最大勢力となる見通しで、ロペスオブラドール氏が公約を実現するうえで助けになりそうだ。 メキシコ次期大統領のロペスオブラドール氏は公約実現に前進(1日、メキシコシティ)=AP 2日の選挙管理当局の発表によると、ロペスオブラドール氏が率いる国家再生運動(Morena)と、連携する労働党(PT)、社会結集党(PES)の計3党の得票率は、上院で41.5%、下院で43.7%となった。 議席数は確定していないが、3党合わせて上下院ともに最大勢力となる見込みだ。ペニャニエト大統領を支えた与党・制度的革命党(PRI)は上院で15.5%、下院で16.2%の得票にとどまった。 州と同格のメキシコシティ市長選に加え、8州の州知事選が実施された地方首長選でも左派候補が躍進した。メキシコシティ市のほか、タバスコ州やモレロス州など4州で国家再生運動系の候補が勝利する見通しだ。ロペスオブラドール氏は地方と一体となった開発計画が立てやすくなる。 現与党の制度的革命党に対しては、独裁体制で汚職の温床になっているとの批判もあった。ロペスオブラドール氏は既成政治の打破を訴え、国民の不満を取り込んだ。

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