【ロンドン共同】 英国の メイ首相は9日、 メイ氏との 対立から前日夜に辞任したデービス欧州連合(EU)離脱担当相の 後任にドミニク・ ラーブ住宅担当閣外相(44)を任命した。 ラーブ氏はEU離脱の 是非を巡る2016年6月の 国民投票で離脱派として活動していた。 今後、 …
【ロンドン共同】英国のメイ首相は9日、メイ氏との対立から前日夜に辞任したデービス欧州連合(EU)離脱担当相の後任にドミニク・ラーブ住宅担当閣外相(44)を任命した。ラーブ氏はEU離脱の是非を巡る2016年6月の国民投票で離脱派として活動していた。今後、対EU交渉の重責を担う。 16年7月のメイ政権発足以来、重要ポストの離脱相を務めてきた重鎮デービス氏の辞任はメイ氏にとって大きな痛手で、求心力低下が予想される。メイ氏は態勢立て直しを急ぐが、他の閣僚が続いて辞任する可能性があり、膠着状態が続く交渉の先行きにも暗雲が垂れ込めてきた。