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西部邁氏自殺ほう助 知人に懲役2年 執行猶予3年の判決

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評論家の 西部邁さんの 自殺を手助けした罪に問われた知人の 被告に対し、 東京地方裁判所は判決で「自殺を思いとどまらせようと努力…
評論家の西部邁さんの自殺を手助けした罪に問われた知人の被告に対し、東京地方裁判所は判決で「自殺を思いとどまらせようと努力してきた遺族にとって悲しみは大きい」として、懲役2年、執行猶予3年を言い渡しました。 評論家の西部邁さんの知人で会社員の青山忠司被告(54)は、ことし1月、東京・大田区の多摩川で西部さんが自殺するのを手助けしたとして、自殺ほう助の罪に問われました。 30日の判決で東京地方裁判所の守下実裁判官は「自殺を思いとどまらせようと努力してきた遺族にとって悲しみは大きく、刑事責任は軽視できない」と指摘しました。 一方、「被告が協力したのは確実に自殺を遂げたいと考えた西部さんからの働きかけが大きかった。反省の態度を示し、知りうる限りの事実を述べて真相を明らかにする姿勢を見せている」として、懲役2年、執行猶予3年を言い渡しました。 青山被告と共に自殺を手助けした罪に問われている東京メトロポリタンテレビジョン=TOKYO MXの番組を担当していたディレクターの窪田哲学被告(45)については、裁判を分けて審理が行われています。

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