アメリカの トランプ大統領が対日貿易赤字の 削減に意欲を示す中、 河野外務大臣はロサンゼルスであいさつし、 現地の 日本企業の 活動…
アメリカのトランプ大統領が対日貿易赤字の削減に意欲を示す中、河野外務大臣はロサンゼルスであいさつし、現地の日本企業の活動はアメリカ経済に貢献しており、日本がアメリカ国内への投資をさらに増やすことが、この問題の解決の唯一の道だと訴えました。 アメリカのトランプ大統領は、通商問題をめぐって「同盟国などにアメリカの雇用や富が奪われてきた」と述べるなど、対日貿易赤字の削減に意欲を示しており、日米の閣僚レベルによる新たな通商協議も行われています。 こうした中、河野外務大臣はロサンゼルスのハリウッドに日本文化などを発信する広報拠点「ジャパン・ハウス」がオープンしたことを祝う式典であいさつし、「トランプ大統領はいつも貿易赤字のことを話すが、アメリカにいる日本企業は両国間の貿易赤字よりも多く輸出している」と述べ、現地の日本企業の活動はアメリカ経済に貢献していると強調しました。 そのうえで河野大臣は「すべての鉄鋼や自動車部品などに関税をかけても、なにも助けにならないとトランプ大統領に伝えてほしい。問題の解決の唯一の道は、日本がアメリカ国内への投資をさらに増やして、もっと仕事を生み出し、輸出を増やすことだ」と訴えました。
