政府は12日の 閣議で、 天皇陛下の 譲位と皇太子さまの 新天皇即位に伴う一連の 式典を円滑に進めるための 「皇位継承式典委員会」 (委員長・ 安倍晋三首相)の 設置を決めた。 首…
政府は12日の閣議で、天皇陛下の譲位と皇太子さまの新天皇即位に伴う一連の式典を円滑に進めるための「皇位継承式典委員会」(委員長・安倍晋三首相)の設置を決めた。首相は同日開かれた式典委の初会合で、来年に限り、皇太子さまが即位される5月1日と皇太子さまの即位を国内外に示す「即位礼正殿の儀」(即位の礼)が開かれる10月22日を祝日とする意向を表明した。
祝日法は「前日と翌日が祝日の日は、休日とする」と定めている。来年5月1日を祝日にした場合、「昭和の日(4月29日)」との間に挟まれる4月30日と「憲法記念日(5月3日)」との間の5月2日が休日となり、4月27日から5月6日まで10連休となる。
菅義偉官房長官はこの日の記者会見で、来年5月1日と10月22日の祝日化について「可能な限り速やかに法案を提出したい」と述べた。政府は関連法案を今月24日にも召集予定の臨時国会に提出する方針だ。
首相は初会合で「天皇陛下のご退位(譲位)と皇太子殿下のご即位を国民こぞって、ことほぐことができるよう、政府として万全の準備を進めていかなければならない」と述べた。
続きを読む