「ボクシング・ WBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦」 (20日、 ラスベガス)
「ボクシング・WBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦」(20日、ラスベガス)
前日計量(リミット72・5キロ)が20日(現地時間19日)、開催地の米ラスベガス・パークシアターで行われ、2度目の防衛がかかる王者の村田諒太(32)=帝拳=は72・2キロ、同級3位の挑戦者ロブ・ブラント(28)=米国=は71・8キロでともに1回目でクリア。挑戦者と10秒以上にらみあった村田はステージ上でのインタビューで「絶対倒しますんで、楽しみにしていてください」とKOを宣言した。
連日、減量順調をアピールしながらも冷静な表情を続けていた村田だったが、「計量が終わったんで、それは本当に良かったです。やっぱり仕事の半分はそこにあるじゃないですか」と、元気そうな笑みを浮かべて取材に対応。にらみ合った理由を「倒したいと言う気持ちが、目の前にすると強くなった。そういう欲が出ているのは事実」と説明した。
倒すタイミングについては「前半はないと思いますけど、しっかり相手のパンチを見切ることが大事なんで。中盤以降、しっかりプレッシャーかけて、強いパンチを打ち込んで、ぶん殴ってやりたい。中盤以降に倒せれば理想的」とイメージ。倒すパンチについては「分からないですよ。でも、右ストレートか左ボディーでしか倒せないでしょ」と笑った。