19日東京株式市場終値 140円82銭高の 2万1,821円16銭:19日の 東京株式市場は、 先週末16日より、 140円82銭高い、 2万1,821円16銭で取引を終えた。 …
19日の東京株式市場は、先週末16日より、140円82銭高い、2万1,821円16銭で取引を終えた。 19日の取引について、丸三証券・山城直樹氏の解説です。 週明け19日の東京株式市場で、日経平均株価は反発し、前週末16日に比べ140円高い、2万1,821円で取引を終えた。 17日から2日間にわたって開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議では、米中が通商政策をめぐって対立し、首脳宣言の採択を断念する結果となったが、前週末のトランプ米大統領の貿易協議をめぐる前向きな発言が好感され、東京市場でも、前週末に売りが目立った半導体関連株や機械株などを中心に上昇が目立った。 クラリダ米FRB (連邦準備制度理事会)副議長の「(政策金利が)中立金利に近づいている」との発言を受け、1ドル = 112円台まで円高が進んだ一方、米利上げ加速懸念の後退を好感した動きも見られた。 11月末のG20(20カ国・地域)首脳会議に合わせて行われる予定の米中首脳会談に向けて、米中が歩み寄りを見せるかどうかが、当面の注目材料となるとみられる。