20日午前中ごろの東京株式市場で日経平均株価は、前日に比べ20円程度高い1万9100円前後と小幅に上昇している。外国為替市場での円安・ドル高などを支えに日経平均先物が底堅い動きとなっている。現物株では指数への影響が大きい ファストリ などに買いが入っており、相場全体を支えている。 画像の拡大
JPX看板 株式市場では「国内企業収益の改善期待が買いを誘っている」(大和証券の高橋和宏日本株上席ストラテジスト)との声があった。19日に2016年12月期の業績を上方修正した 旭硝子 に買いが優勢になっている。 東芝 も小幅高となっている。 ファナック 、 ダイキン 、 コマツ 、 信越化 も高い。 半面、トランプ氏の米大統領就任式を前にいったん持ち高を整理するための売りも出ている。 トヨタ 、 ホンダ が安い。 タカタ は気配値が制限値幅の下限(ストップ安水準)まで下落している。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小幅ながら上昇している。10時現在の東証1部の売買代金は概算で5346億円、売買高は5億4219万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は941、値下がりは851、変わらずは208銘柄だった。 東証2部株価指数は小幅安となった。 安川情報 や 朝日インテック が下げた半面、 省電舎 、 アピクヤマダ が上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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