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ゴルフ場の女性正会員問題の経過「雑音」 埼玉知事

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2020年東京五輪の ゴルフ会場になる霞ケ関カンツリー倶楽部(埼玉県川越市)が女性を正会員として認めるまでの 経過について、 上田清司知事は29日、 「私の 言葉を使えば『雑音』だ。 (倶楽部に対する)色々な批…
2020年東京五輪のゴルフ会場になる霞ケ関カンツリー倶楽部(埼玉県川越市)が女性を正会員として認めるまでの経過について、上田清司知事は29日、「私の言葉を使えば『雑音』だ。(倶楽部に対する)色々な批判は不見識だと申し上げてきた」と述べ、倶楽部に規約の見直しを求めた大会組織委員会や東京都の対応を批判した。
上田知事は、男女平等をうたった五輪憲章への十分な認識を欠いたまま、組織委や都が倶楽部を会場に選んだと指摘。「自分たちのミスだ。上から目線ではなく、『女性の正会員を認めてくれ』とお願いするのが筋だった」とした。
一方、五輪・パラリンピックの費用分担について、バスケットボール会場をさいたまスーパーアリーナで引き受けたことを挙げ、「4、500億円の初期投資を減らせている。これ以上何を減らしたいのか」。仮設施設の整備費は組織委が負担との原則を重ねて強調し、「もうそろそろ決着済みにしてほしい」と長引く議論に不快感を示した。(金子智彦)

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