熊本地震の 発生から１年の １４日、 地震で大きな被害を受けた熊本県益城町では、 避難所になっていた小学校で全校集会が開かれました。
熊本地震の発生から１年の１４日、地震で大きな被害を受けた熊本県益城町では、避難所になっていた小学校で全校集会が開かれました。 益城町の広安西小学校は、去年の地震で体育館が避難所となり、最大でおよそ８００人が避難生活を送りました。 １４日は、この体育館に児童らが集まって全校集会が開かれ、はじめに全員で黙とうをささげました。そして、井手文雄校長が「１年前のきょう、突然の地震で益城町では２０人が亡くなりました。皆さんの中にも生活が大きく変わった人がいると思います。きょうは、地震から１年という節目を大切に過ごし、人に笑顔や幸せを与えられるような、新しい１年を歩み始める記念日にしましょう」と呼びかけました。 児童の中には今も仮設住宅やみなし仮設から通学している子もいるということです。 小学５年の男子児童は「地震があって、当たり前の生活がこんなにもありがたいことなのかと実感しました。１年たちましたが、このありがたさを忘れずにこれからも生活します」と話していました。
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