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関越バス事故から5年 現場で犠牲者追悼

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群馬県の 関越自動車道で乗客7人が死亡した高速ツアーバスの 事故から5年となる29日、 事故の 遺族が去年、 長野県軽井沢町で起きたバス事故の 遺族とと…
群馬県の関越自動車道で乗客7人が死亡した高速ツアーバスの事故から5年となる29日、事故の遺族が去年、長野県軽井沢町で起きたバス事故の遺族とともに双方の現場を訪れ、犠牲者を悼みました。 平成24年4月29日の早朝、群馬県藤岡市の関越自動車道で石川県から千葉県に向かっていた高速ツアーバスが道路脇の壁に衝突し、乗客7人が死亡しました。 事故から5年となる29日、群馬県藤岡市の現場近くを事故の遺族のほか、去年1月長野県軽井沢町で15人が死亡したバス事故の遺族も訪れ、犠牲者を悼みました。このあと2つの事故の遺族らは一緒に軽井沢町の現場を訪れ献花台に花を手向けたあと、一人一人静かに手を合わせて祈りをささげていました。 また、バスが転落した現場を見ながら事故当時の状況などを話していました。 関越自動車道の事故で当時17歳の長女を亡くした石川県白山市の岩上剛さんは「軽井沢の事故も決してひと事ではないと感じている。今後も協力しながら、二度ととこのような悲惨な事故を起こさないようにしていきたい」と話していました。 また、軽井沢町のバス事故で当時19歳の次男を亡くした田原義則さんは「両方の事故現場をそれぞれが訪れたことで、気持ちを共有することができたと思う。事故の再発防止策を一緒に考えて提案していきたい」と話していました。

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