韓国の 大統領選挙は、 午後８時に投票が締め切られました。 公共放送の ＫＢＳが伝えた出口調査の 結果に基づく予測得票率は、 革新系の 最大政党「共に民主…
韓国の大統領選挙は、午後８時に投票が締め切られました。公共放送のＫＢＳが伝えた出口調査の結果に基づく予測得票率は、革新系の最大政党「共に民主党」のムン・ジェイン（文在寅）氏が４１．４％で、保守系のホン・ジュンピョ（洪準杓）氏に１８．１ポイントの差をつけてリードしています。 韓国大統領選挙の投票は、９日午後８時に締め切られ、公共放送のＫＢＳは、ほかの主要なテレビ局２社と合同で実施した出口調査の結果に基づく予測得票率を伝えました。 それによりますと、革新系の最大政党「共に民主党」のムン・ジェイン氏が４１．４％、保守系の旧与党「自由韓国党」のホン・ジュンピョ氏が２３．３％、中道系の「国民の党」のアン・チョルス（安哲秀）氏が２１．８％などとなっていて、ムン氏がホン氏に１８．１ポイントの差をつけてリードしています。 １週間前に実施された最後の世論調査では、ムン氏が支持率で２０ポイント近くリードし、ホン氏とアン氏が追う展開となっていましたが、出口調査の結果にも同じ傾向が表れた形です。 今回の選挙戦は、パク・クネ（朴槿恵）大統領の罷免で混乱した国政の立て直しや、核・ミサイル開発を加速する北朝鮮への対応などが重要な争点となり、ムン氏は９年ぶりの政権交代を訴えて幅広い層から支持を集めてきました。 一方、中央選挙管理委員会によりますと、午後７時現在の投票率は７５．１％で、最終的な投票率は５年前の前回とほぼ同じ水準になると見られています。 開票作業は、このあと順次、それぞれの開票所で進められ、９日夜遅くには勝敗が判明する見通しです。
