稲田防衛大臣は記者会見で、 18日に沖縄県の 尖閣諸島の 沖合で、 日本の 領海に侵入した中国海警局の 船の 付近で小型無人機の ドローンの ようなもの が飛ん…
稲田防衛大臣は記者会見で、18日に沖縄県の尖閣諸島の沖合で、日本の領海に侵入した中国海警局の船の付近で小型無人機のドローンのようなものが飛んでいるのが確認されたことを受けて、自衛隊機が緊急発進=スクランブルしていたことを明らかにしました。 18日に沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船4隻が日本の領海に侵入し、このうち1隻の前方付近で、小型無人機のドローンのようなものが飛んでいるのが確認され、外務省は中国側に対し、「緊張をエスカレートさせるものだ」として抗議しました。 これについて稲田防衛大臣は閣議のあとの記者会見で、18日に海上保安庁からの連絡を受けて、自衛隊のF15戦闘機2機や、AWACS=早期警戒管制機などが、緊急発進=スクランブルしていたことを明らかにしました。 そのうえで稲田大臣は「中国公船に自衛隊機より警告を実施した。領海に侵入している中国公船が、さらに上空にドローンを飛行させたということは全く受け入れられず、深刻なわが国の主権に対する侵害だ。領空侵犯にも当たると考えている」と述べました。