GPS(全地球測位システム)の 精度を高める準天頂衛星「みちびき2号」 を載せたH2Aロケット34号機が31日夜、 鹿児島県の 種子島宇宙センターで発射地点へ移動し、 打ち上げの 最終準備に入った。 6月1日午前…
GPS(全地球測位システム)の精度を高める準天頂衛星「みちびき2号」を載せたH2Aロケット34号機が31日夜、鹿児島県の種子島宇宙センターで発射地点へ移動し、打ち上げの最終準備に入った。6月1日午前9時17分に打ち上げられる予定。 31日午後7時ごろ、組み立て棟から姿を現したH2Aは、約500メートル先の発射地点へ約25分かけて移動した。翌日未明に液体燃料の注入が始まる。みちびきは日本のほぼ真上(準天頂)から米国のGPSを補う信号を出す衛星。政府は高精度の位置情報を提供する日本版GPSの構築を目指している。