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EUの法律に違反した疑いでサンリオを調査

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EU=ヨーロッパ連合の 執行機関にあたるヨーロッパ委員会は、 「ハローキティ」 などの キャラクター商品を手がけるサンリオがライセンス契約をめぐって…
EU=ヨーロッパ連合の執行機関にあたるヨーロッパ委員会は、「ハローキティ」などのキャラクター商品を手がけるサンリオがライセンス契約をめぐってEUの法律に違反した疑いがあるとして調査を始めたと発表しました。 ヨーロッパ委員会は、サンリオと、アメリカのスポーツ用品大手のナイキなど、日本とアメリカの合わせて3社が日本の独占禁止法にあたるEU競争法に違反した疑いがあるとして調査を始めたと、14日、発表しました。 このうち、サンリオは、人気のキャラクター「ハローキティ」の衣服やおもちゃなどのライセンス契約を域内の小売業者と結んでいますが、国境を越える販売やインターネットを通じた販売を妨げている可能性があるということです。 ライセンス契約の内容などは明らかにされていませんが、ヨーロッパ委員会は「これらの会社のライセンス契約が、EUの単一市場で消費者の幅広い選択とよりよい取り引きを否定している可能性がある」としています。仮に違反したと認定されると多額の制裁金が科される可能性があります。 EUは、「デジタル市場」でも統合を進めるため、国境を越えたインターネット販売を妨げる動きに対して監視を強めていて、今回の調査はその一環だということです。 これについてサンリオは「当社と子会社は、ヨーロッパ委員会の調査に協力していきます。また今後、何らかの決定事項が発生した場合は速やかに開示いたします」というコメントを発表しました。

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