トヨタ自動車とマツダが資本提携することが４日、 分かった。 両社は既に提携関係にあるが、 互いに株式を数％ずつ持ち合い、 電気自動車（ＥＶ）の 共同開発などを進める方針だ。 ＥＶや自動運転など次世代自動車を巡り、 業界をまたいだ開発競争が世界的に激化する中、 一段と関係を強化して生き残りを図る。
トヨタ自動車とマツダが資本提携することが４日、分かった。両社は既に提携関係にあるが、互いに株式を数％ずつ持ち合い、電気自動車（ＥＶ）の共同開発などを進める方針だ。 ＥＶや自動運転など次世代自動車を巡り、業界をまたいだ開発競争が世界的に激化する中、一段と関係を強化して生き残りを図る。
両社が同日、取締役会を開いて資本提携を決定後、発表する。
トヨタはダイハツ工業と日野自動車を傘下に入れ、いすゞ自動車、ＳＵＢＲＵとも資本提携している。世界の自動車メーカーは、トヨタ自動車、独フォルクスワーゲン、米ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）、三菱自動車を傘下に加えた日産自動車・ルノー連合の４強に集約されているが、マツダもトヨタ陣営に加わることになる。【小倉祥徳、和田憲二】
