フランス・ パリの 近郊でパトロール中の 軍の 兵士に男が乗った車が突っ込んで兵士６人がけがをした事件で、 捜査当局は高速道路上で事件に関与したと見ら…
フランス・パリの近郊でパトロール中の軍の兵士に男が乗った車が突っ込んで兵士６人がけがをした事件で、捜査当局は高速道路上で事件に関与したと見られる車を発見したことを明らかにし、運転していた男が事件の容疑者とみて身元の確認を急いでいます。 パリ近郊のルバロワペレで、現地時間の９日朝、パトロール中の軍の兵士に車が突っ込み、フランス国防省によりますと、兵士６人がけがをし、このうち３人が重傷だということです。 フランスの捜査当局は、車に乗っていた男が故意に兵士に突っ込んだテロの疑いもあるとみて男の行方を探していましたが、当局の担当者はＮＨＫの取材に対して、現場から北に２００キロ余り離れた高速道路上で、事件に関与したと見られる車を発見したことを明らかにしました。 複数の地元メディアも捜査関係者の情報として、男の身柄が確保されたと伝えていて、捜査当局は運転していた男が事件の容疑者とみて身元の確認を急いでいます。 パリでは、ことしに入って観光名所のシャンゼリゼ通りやノートルダム大聖堂などで、パトロール中の治安部隊を狙った事件が相次いでいて、治安当局が警戒を続けていました。 今回の事件を受けてパリの日本大使館では、在留邦人などに対して安全に十分注意するよう呼びかけています。
