20日午前の ロンドン株式市場で、 FTSE100種総合株価指数は反落。 英国時間10時時点では、 前日終値に比べ1.88ポイント安の 7273.37で推移している。 構成銘柄の うち売り銘柄数が
【NQNロンドン】20日午前のロンドン株式市場で、FTSE100種総合株価指数は反落。英国時間10時時点では、前日終値に比べ1.88ポイント安の7273.37で推移している。構成銘柄のうち売り銘柄数がやや上回っている。 主力の資源株が下落したほか、前日上昇した銘柄を中心に利益確定目的の売りが出ている。もっとも米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて様子見ムードが広がり、取引は低調。 前日上昇して引けた銀行株、石油株が利益確定の売りで全面安の展開。同様にWMモリソン・スーパーマーケッツと航空のインターナショナル・エアラインズ・グループも下落している。 主力の鉱業株が売りに押されている。リオ・ティントやアングロ・アメリカンが安い。為替相場でのポンド高が海外で収益を得る多国籍企業の売りにつながったとの指摘があった。ポンドは朝方発表になった8月英小売売上高指数の上昇を受けて買われた。酒類のディアジオとファッションのバーバリー・グループの下げも目立つ。ディアジオはインドでのアルコール飲料販売を巡る規制強化も懸念材料になった。 半面、小売りのキングフィッシャーが高い。市場予想を上回る上期増益の発表が好感された。同業のマークス・アンド・スペンサー(M&S)も上げている。 エンジニアリング・サービスのバブコック・インターナショナル・グループの上げも目立つ。通期の業績見通しを据え置いたほか、収益見通しについても自信を示した。 小売売上高が活発な国内消費活動の持続を示す内容と受け止められ、住宅建設株も買いが先行している。保険株も堅調。