１８日昼前、 大阪・ 都島区の 京橋駅前の 繁華街で、 警察官が２５歳の 男に職務質問したところ、 ナイフを取り出して向かってきたため…
１８日昼前、大阪・都島区の京橋駅前の繁華街で、警察官が２５歳の男に職務質問したところ、ナイフを取り出して向かってきたため男の足に発砲しました。命に別状はないということで、警察は公務執行妨害の疑いで逮捕し、詳しい状況を調べています。 警察によりますと、１８日昼前、大阪・都島区の京橋駅前の交差点で、警察官が不審な動きをしていた２人組の男に職務質問したところ、１人がバタフライナイフを取り出して「殺すぞ」などと言って脅したということです。 警察官は、拳銃を構えてナイフを捨てるよう警告しましたが、向かってきたため男の右足に弾１発を発射し、倒れたところを公務執行妨害の疑いでその場で逮捕しました。 逮捕されたのは、自称、井手尾浄太容疑者（２５）で、拳銃の弾は、太ももを貫通し、病院で治療を受けましたが命に別状はないということです。 警察官や通行人にけがはありませんでした。 もう１人の男は現場から逃げたということで、警察は行方を捜すとともに詳しい状況を調べています。 拳銃の発砲について、大阪府警・都島警察署の中谷説男署長は「詳細は調査中だが、現時点では適正な拳銃使用だと考えている」とコメントしています。 現場は、ＪＲや私鉄などが乗り入れる駅前の繁華街で、多くの通行人がいて、一時騒然となりました。
