米テキサス州サンアントニオ郊外で20日未明、 物流大手フェデックスの 配送施設で小包が爆発する事件があり、 当局によると従業員1人が負傷した。 捜査当局は、 同州オースティンで先に発生していた4件の 爆弾事件と関連があるとの 見方を示した。 オースティンではこの 日の 夜、 発火性の 装置が見つかり1人が負傷する事件…
(CNN) 米テキサス州サンアントニオ郊外で20日未明、物流大手フェデックスの配送施設で小包が爆発する事件があり、当局によると従業員1人が負傷した。捜査当局は、同州オースティンで先に発生していた4件の爆弾事件と関連があるとの見方を示した。
オースティンではこの日の夜、発火性の装置が見つかり1人が負傷する事件も起きた。ただ、アルコール・たばこ・火器爆発物取締局(ATF)によれば、小包爆弾は使われておらず、連爆弾事件との関連はないとみられるという。
フェデックスでの爆発は、サンアントニオ郊外のシャーツにある施設で午前0時25分ごろ発生。爆発の際にそばにいた人物が軽傷を負い、病院で治療を受けた。シャーツはオースティンから南西に1時間ほどの場所にある。
また連邦捜査局(FBI)によれば、オースティンの国際空港付近にあるフェデックスの施設でも不審な小包が見つかり、当局が調査に乗り出した。
フェデックスの広報担当者は、爆発した小包を送った人物が2つ目も送付したと説明。「2つ目の小包は安全に処理され、捜査当局に提出された」としている。
オースティンでは今月2日に1件、12日に2件の爆発が起き、アフリカ系米国人3人とヒスパニック系1人が死傷していた。さらに18日には4件目の爆発が発生。このときは仕掛け線により装置が起爆され、白人男性2人が負傷した。