第90回記念選抜高校野球大会第9日の 31日は3回戦4試合。 第2試合は、 花巻東(岩手)と彦根東(滋賀)が対戦。 今大会2回目の 延長戦となった試合は、 九回まで無安打に抑えられていた花巻東が延長十回に決勝点をあげて彦根東を降し、 サヨナラ勝ちで準々決勝に進んだ。 花巻東は、 西武の 菊池雄星投手を擁し準優勝した8
第90回記念選抜高校野球大会第9日の31日は3回戦4試合。第2試合は、花巻東(岩手)と彦根東(滋賀)が対戦。今大会2回目の延長戦となった試合は、九回まで無安打に抑えられていた花巻東が延長十回に決勝点をあげて彦根東を降し、サヨナラ勝ちで準々決勝に進んだ。花巻東は、西武の菊池雄星投手を擁し準優勝した81回大会以来9年ぶりの8強。
○花巻東(岩手)1-0彦根東(滋賀)●(延長十回)
花巻東は十回、4番・紺野の右前安打、5番・中村の四球、6番・上戸鎖の左前安打で無死満塁。途中出場の7番・藤森が中犠飛で三走・紺野を本塁に迎え入れサヨナラ勝ち。
彦根東の先発・左腕エース増居は、速球と変化球のコンビネーションで花巻東打線を翻弄。延長十回の先頭・紺野まで無安打無得点に抑えていたが、初安打を足がかりに決勝点を奪われた。増居は、花巻東打線から14三振を奪ったが1点に泣いた。
花巻東の先発・新田は先頭バッターの死球を与えて降板、次の打者から2番手・伊藤がマウンドへ。伊藤は続く打者を内野ゴロ併殺にきって取り以降、彦根東打線を被安打6、無失点に抑える好投で延長を投げきり、バックも堅守で盛り上げた。