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イランのラフサンジャニ元大統領、死去…82歳

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NewsHub【テヘラン=中西賢司】イスラム教シーア派の法学者が統治するイランで、「現実路線」を提唱し西欧などとの関係修復に努めたハシェミ・ラフサンジャニ元大統領が8日夜、テヘランの病院で死去した。82歳だった。 国営メディアは死因を心臓発作と報じた。ラフサンジャニ師の流れをくむロハニ大統領ら穏健改革を志向する勢力は後ろ盾を失った形で、5月に大統領選を控えたイラン政界への影響が注目される。 ロハニ政権は8日、服喪期間を3日間設け、10日に葬儀を行うと発表した。最高指導者ハメネイ師は声明で「59年前から共に戦ってきた同志の訃報に悲痛な思いだ。意見の違いはあったが友情が途切れることはなかった」と述べた。ロイター通信によると、イランと敵対する米国の国務省はラフサンジャニ師をイランの現体制における「傑出した人物」と表現し、「哀悼の意を表する」と異例の声明を出した。

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