１７日午前の東京株式市場は急落後に下げ幅を縮小する目まぐるしい展開となっている。日経平均株価は午前９時台に前日終値比２４６円安の１万８８４９円まで値を下げたが、そこから急ピッチで回復し、１０時台には下げ幅を１００円以下とし、今年初めて割り込んだ１万９０００円台を回復した。 １万９０００円割れは昨年１２月３０日以来、ほぼ半月ぶり。急回復した午前１０時半ごろは５１円安の１万９０４３円まで回復した。 対ドル円相場は前日に続いて円高ドル安に振れており、１１３円後半をつけていたが、午前１０時ごろから１１４円台へと下落。株価回復の原動力となった。 日本時間の今夜、メイ英首相が行われるが、欧州連合（ＥＵ）の早期離脱が取りざたされ、株価急落の材料のひとつとなった。 前日の欧州主要市場はそろって値下がり。ニューヨーク市場はキング牧師誕生日の祝日で、休場だった。 東証１部銘柄は一時９割ほどが値下がりしていたが、徐々に減っている。
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