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東証前引け、反落 薄商いの中、円強含みが重荷 鉄鋼や海運安い

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NewsHub16日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前週末比175円38銭(0.9%)安の1万9111円90銭で前場を終えた。外国為替市場での円高基調が嫌気され、利益確定や持ち高調整を目的とした売りが優勢だった。前引けにかけて一段安となり、きょうの安値圏で前場を終えた。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。 画像の拡大

株価ボード 16日の米国市場はキング牧師誕生日の祝日で休場となるため、きょうは海外投資家の参加が少ない。売買が低調ななか、散発的な売りに押されてじり安基調となった。市場では、目新しい買い手掛かりが見当たらないなかで「10時以降、持ち高調整と思われる売り圧力が一段と強まった」(機関投資家)との指摘があった。 大分製鉄所(大分市)の厚板工場が火災で操業を停止している 新日鉄住金 は操業再開には8カ月程度かかる見通しだと発表し、収益の下押しを懸念した売りで下げ幅は一時、4%を超えた。海運株の下げも目立つなど、景気敏感株が総じて安かった。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で8821億円、売買高は7億1395万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1578と、全体の7割強を占めた。値上がりは322、変わらずは103銘柄だった。 前週末13日に新型ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」の発表会を開いた 任天堂 は続落した。 小野薬 とSMCは下落し、 クボタ と ファストリ も下げた。一方、13日に2016年3~11月期の連結営業利益は219億円と前年同期に比べ6%減ったと発表した 久光薬 は上昇した。 大塚HD や キーエンス 、 ファナック 、 JAL がしっかり。 東証2部株価指数は反落した。 シャープ と フュトレック が下げ、 安川情報 と マーキュリア は上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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